4/11 スポーツ障害

こんにちは。院長の本宮です。

 さて、暖かくなりいよいよスポーツも本番を向かえ、各地で色々な大会が目白押し。当院にも学生から一般の方までスポーツ選手がたくさん来院しています。

 

とくに最近多くなってきているのがランナーに多いシンスプリント!!(すねのあたりに感じる鈍痛)

 これは、その場所だけ治療しても絶対に治らない非常にたちの悪い障害です。まずは、シンスプリントをしっかり理解する事が、治療の第一歩です。

シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)とは?

●脛骨(すねの骨)の内側に痛みを感じる外傷です。この場所はちょうど骨と筋肉が接しており、骨膜の炎症が起きやすいとされています。

特に下3/1の場所に多いのですが、当院のデータでは長距離ランナーは上3/1に多くバスケ、バレー、高跳び、幅跳びなどジャンプ系は下3/1が多いデータとなっております。

 

●原因:原因はズバリ!!ひざ下のねじれから生まれる牽引ストレスこの障害に悩む方には、右足に症状がある方は、右腰にはりがあり左肩が前に出やすい傾向があります。その結果、右ひざから下にかけて、たばこの火をつま先で揉み消すような、ねじれのモーメントがかかっています。

当院の改善治療では、このねじれのモーメントキャンセルし早期改善をめざした治療を行います。

 

 

●セルフチェック

・体重荷重時にすねの内側に違和感を感じる

・自分ですねの内側を押した際に痛みを感じる

・つま先立ちですねの内側に違和感・痛みを感じる

 

上記以外でもすねの内側に違和感を感じたら黄色信号です。すぐ当院を受診してくださいね。